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2-4. 経済産業省IT経営百選受賞企業の例:その2
このページでは、完成したIT経営システムについて説明します。
先ほど説明した、この会社で重要な情報をまとめると下記のような図になります。工場のITシステムは、ファイルメーカーで、財務管理は弥生シリーズで構築しました。

※画像をクリックすると、拡大図が表示されます。
工場の中の染色工程の管理画面です。現場のスタッフが、お客様からお預かりした布にどのような処理を施したのか記録します。これで、リピート(同じ注文)が来たときにも、過去のデータを参照して、ご要望に迅速に対応できるようになります。

これは、工場全体でどのお客様の布がどの工程まで進んでいるかを示した全体の進捗管理画面です。

<IT化の効用>
・リアルタイムで社内でモノの動きを把握
・全社員が必要なデータを共有化
・ボトルネック分析(TOC理論)によるスピードアップ 書籍:ザ・ゴール より
(※参考資料)
・ザ・ゴールのTOC理論について
工場などでは、製品を製造するのに、いくつかの工程があって、インプット(入力)とアウトプット(出力)をしていますが、インプットからアウトプットまでを最速にするためにはどうすれば良いのか?という理論です。全体最適化と言います。工程の中でも、一番処理の遅いボトルネックがあるはずなのですが、実は驚くべきことに、そこの速度に、他の速く終わる工程の速度を合わせるのが一番速くなります。まずは、このボトルネックはどの工程なのかを発見すること、次に、ボトルネックをもっと速くすることを考えます。それから、他の工程の速度をボトルネックに合わせると、全体最適化となります。
それから、元マイクロソフト会長のビルゲイツ氏の著書。少し事例が古いのですが、基本的な考え方は役に立つと思います。
これは、2004年に経済産業省IT経営百選を受賞したときの状態なのですが、この会社のシステムはどんどん進化しています。次のページでは、最新(2008年)の状況をお伝えいたします。
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小田朋和 IT経営コンサルタント
(有)イオアート 代表取締役
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